Share
映画【ブラックパンサー】のレビュー・登場人物一覧※ネタバレあり

映画【ブラックパンサー】のレビュー・登場人物一覧※ネタバレあり

Advertisment

本日公開の「ブラックパンサー」を鑑賞して参りました。

昨年11月に公開された「マイティ・ソー:ラグナロク」に比べてずいぶんマジメで淡々と物語が進む印象を受けた今作。

さっそく、基本情報から行ってみたいと思います。

本記事のアイキャッチ・記事中画像は作品公式facebookの写真を引用しています。

 

基本情報

公開日(アメリカ):2018年2月16日
公開日(日本):2018年3月1日
監督:ライアン・クーグラー
音楽:ルドウィグ・ゴランソン
MCUでの立ち位置:前作「マイティ・ソー:ラグナロク」次作「アベンジャーズ:インフィニティ・ウォー」

サウンドトラックはこちらから購入できます。

 

トレーラー(予告編)

 

エンディング曲(主題歌)

 

あらすじ(ネタバレなし)

 

「キャプテン・アメリカ:シビル・ウォー」で死亡した国王ティ・チャカの跡を継ぎ、ワカンダ王国の王となったティ・チャラ。

とどこおりなく王座を継いだかのように見えたが、イギリスの博物館でとある展示品がユリシーズ・クロウによって盗まれる事件が発生する。

その展示品とは、地球上ではワカンダ王国にしか存在しない希少金属”ヴィヴラニウム”が使用された斧だった。

この事件を発端にユリシーズ・クロウを捉えようとするティ・チャラ達であったが任務は失敗。

しかしその後、そのユリシーズ・クロウの死体を手土産にワカンダ王国へやってきた1人の青年がいた。

彼の名前はエリック・スティーブン。
別名「キルモンガー」”死の商人”と呼ばれていた…。

キルモンガーの出生と野望、ティ・チャカが隠した過去がワカンダ王国を大きく揺さぶる。

 

登場人物とキャスト(ネタバレあり)

 

ブラックパンサー、ティ・チャラ/チャドウィグ・ボーズマン

ブラックパンサー^のティ・チャラ

父親の跡を継いでワカンダ王国の王となった。
父親のことをとても頼りにしており慕っていたが過去に父親がしたことを知り、”父上のような王”から”自分自身が望む王”になりたいと理想を変える。
人を殺めることはせず、自ら戦いを仕掛けたりはしない。
ナキアとは昔付き合っていた。
吹き替えは田村真。

 

ティ・チャカ/ジョン・カニ

ティ・チャラの父親であり、ワカンダ王国の前王。
ウンジョブの兄。
ジモが起こした爆破テロに巻き込まれ死亡したが、ティ・チャラがブラックパンサーの能力を取り戻す儀式の際に幻として現れる。
ユリシーズ・クロウがワカンダ王国から250kgものヴィヴラニウムを盗んだ時に在位していた王であり、この事件の真相を知る2人のうちの1人である。
吹き替えは佐々木敏。

 

ウンジョブ/スターリング・K・ブラウン

ティ・チャカの弟であり、王位継承権を持っていた。
キルモンガーの父親。
兄であるティ・チャカが王位を継ぎ、ウンジョブはアメリカでスパイ活動を行っていたが、任務の中で虐げられる弱者を日々目の当たりにし次第に思想が過激化。
その結果、弱者に武器を持たせてその立場を向上させようとワカンダ王国の国策に反してユリシーズ・クロウと内通し、ヴィヴラニウムを盗ませた。
ズリに監視されていたことを知った衝動で彼を殺そうとするが、ズリを庇ったティ・チャカに殺害される。
吹き替えは遠藤大智。

 

ズリ/フォレスト・ウィテカー

ブラックパンサーのズリ

現在はワカンダ王国でシャーマンとしてティ・チャラの善きアドバイザー役を務めている。
過去にティ・チャカからウンジョブを監視する任務を与えられていた。
その任務のおかげでウンジョブの内通行為が発覚するが、同時に悲劇と隠ぺいをも引き起こしてしまう。
吹き替えは玄田哲章。

 

エリック・スティーブン、キルモンガー/マイケル・B・ジョーダン

ブラックパンサーのキルモンガー

ウンジョブの息子。
ウンジョブがアメリカでの任務中に現地の女性と恋に落ち、生まれた。
ユリシーズ・クロウの手下として登場するが、クロウを裏切り彼の死体を手土産にワカンダ王国へ帰還する今作真のヴィラン。
殺した人間の数だけ体に刻印しており、アメリカでは暗殺や国家転覆など危険な任務についていた。
父親と同じく、ワカンダ王国だけで所有・使用されているヴィヴラニウムを世界の虐げられている者たちと共有すべきであるとの思想を持つ。
その実は、弱者を守るというよりは現在の体制を打ち破り破壊しようとする過激なものである。
吹き替えは津田健次郎。

 

ユリシーズ・クロウ/アンディー・サーキス

ブラックパンサーのユリシーズ・クロウ

「アベンジャーズ:エイジ・オブ・ウルトロン」でウルトロンに腕を斬りおとされ、ヴィヴラニウムをも破壊する義手(アーム・キャノン)をつけるようになった今作のヴィラン。
過去にワカンダ王国から250kgものヴィヴラニウムを盗み出しており、その因縁は深い。
吹き替えは広田みのる。

 

オコエ/ダナイ・グリラ

ブラックパンサーのオコエ

国王親衛隊”ドーラ・ミラージュ”のリーダー。
冷静で情に流されない芯のある女性。
王座に忠誠を誓い職責を全うしようとするが、新たに王座に就いたキルモンガーには反発。
ウカビとは良い仲であるが、国の方向性に対する考え方の違いにより敵同士となってしまう。
ウカビが長をつとめる国境族が飼育しているサイを手なずけている。
吹き替えは斎賀みつき。

 

ナキア/ルピタ・ニョンゴ

ブラックパンサーのナキア

ワカンダ王国のスパイで、ティ・チャラの元恋人。
今作のヒロイン。
スパイの任務中にティ・チャカ死亡の知らせを受けワカンダ王国に帰ってくる。
使命感を持って諜報活動に従事しており、ティ・チャラの”国に残ってほしい”という意向も彼女の仕事に対する熱意には敵わない。
吹き替えは皆川純子。

 

シュリ/レティーシャ・ライト

ブラックパンサーのシュリ

ティ・チャラの妹で、装備品や武器の開発にいそしむ科学者でもある。
家族思いで好奇心旺盛。
冗談好きで明るい性格をしているが勇敢な一面もあり、自身が開発した武器でキルモンガーと戦う。
吹き替えは百田夏菜子。ももいろクローバーZのリーダー。

 

エムバク/ウィンストン・デューク

ブラックパンサーのエムバク

その昔ヴィヴラニウムの隕石がワカンダに降ってきた際に近辺で暮らしていたワカンダ王国を構成する4部族のうちの1部族、ジャバリ族の長。
長い間他の部族とは袂を分かち、山奥で猿の神を奉り暮らしてきた。
ティ・チャラが王座を継ぐことに反対し、決闘を挑むが敗北。
その際ティ・チャラに命を助けられる。
吹き替えは木村昴。

 

エヴェレット・ロス/マーティン・フリーマン

ブラックパンサーのロス

「キャプテン・アメリカ:シビル・ウォー」でエージェント13の上司として登場済み。
CIAの捜査官でシビル・ウォーでの一件からティ・チャラとは顔なじみである。元空軍のパイロットで操縦の腕前はなかなかのもの。
ワカンダの秘密を知った数少ない人物。
吹き替えは森川智之。

 

ウカビ/ダニエル・カルーヤ

ブラックパンサーのウカビ

ワカンダを構成する国境族の長。
オコエとは良い仲で、ティ・チャラとも旧知の友人である。
しかし、戦闘用のサイを飼育していたり国境を守る役目柄、争いを好まないティ・チャラにではなく、ワカンダ王国の真の力を他国に見せつけようとするキルモンガーに同調してしまい、ワカンダ王国内の権力争いの火種を大きくしてしまう。
結局のところ、オコエには頭が上がらない。
吹き替えは中井和哉。

 

ラモンダ/アンジェラ・バセット

ブラックパンサーのラモンダ

Advertisment

ティ・チャラの母親にして王妃。
家族思いで息子が王位に就くことを誇りに思っている。
位は高いが気さくな人柄。
吹き替えは幸田直子。

 

バッキー・バーンズ、ウィンター・ソルジャー/セバスチャン・スタン

「キャプテン・アメリカ:シビル・ウォー」で自身の洗脳が解け切れていないことから自ら望んで、ワカンダ王国の最先端技術を用いた冬眠に入った。
”洗脳が解けるまで眠っていた方がいい。自分が信用できない。”と話していたが、本作のエンドロール後にワカンダの民族衣装を着て子供たちから”ホワイトウルフ”と呼ばれ慕われている様子が明らかになる。
覚醒しているということは、洗脳の効果が消え去ったのか…?
吹き替えは白石充。

 

感想(ネタバレあり)

今作も【父親の過去】が火種となった争いを描いています。

記憶に新しい「マイティ・ソー:ラグナロク」との共通点は、父親に対して全幅の信頼を寄せていたにも関わらず、彼らの死後に隠されていた過去が明らかになり、息子たちがその収拾に追われる…というところでしょうか。

ラグナロクのようにギャグ要素はほとんどなく、マジメに淡々とストーリーが進みます。

ストーリーの中でも特に印象に残ったシーンを思い出しながら徒然にレビューしていきたいと思います。

 

ブラックパンサーの能力や特徴って…?

 

今回他の方のレビューを読んでみると、ブラックパンサーってスーツがなければ大したことないんじゃ?という趣旨のものをよく見かけます。

映画の中ではティ・チャラがワカンダ伝統のハーブを摂取しスーツを着用することで、ブラックパンサーというヒーローになるわけですが…。

ワカンダ伝統のハーブが全てキルモンガーに焼き払われてしまった今、ハーブによって強化されているのは世界でティ・チャラたった1人ということになります。

キャップのスーパーソルジャー血清がキャップだけに投与されたこととイコールにして考えると、ティ・チャラもやっぱり強いヒーローなんじゃないかと思います。

 

ヴィヴラニウムの起源が語られた

 

その昔、ヴィヴラニウムの隕石が地球に落下。

落下した地点というのが現在のワカンダ王国のある場所でした。

隕石だったということは宇宙空間にまだこのヴィヴラニウムが存在しているかもしれないんですね。

また、ユリシーズ・クロウが唯一ワカンダ王国からヴィヴラニウムを持ち出すことに成功した生存者であると会話の中で語られていました。

キャップの盾をつくったハワード・スタークは盗み出したのではなく、穏便にワカンダ王国と取引をしたということなのでしょうか?

ヴィヴラニウムの存在をひた隠してきたワカンダ王国がアメリカ人の武器商人と取引をするのかなぁ…と。

少し気になるところです。

ちなみにマーベルの世界にはヴィヴラニウムのような最強金属”アダマンチウム”も存在しますが、これはMCUの世界とはまったく別モノのミュータントのX-MENシリーズに登場する金属です。(ウルヴァリンの爪)

 

ブラックパンサーのスーツは全部で3つ

 

「キャプテン・アメリカ:シビル・ウォー」で着用していた旧型のスーツがまず1つ目。

そして2つ目はネックレスがシルバーのもの。

3つ目は、2つ目の色違いでネックレスがゴールドのもの。

いずれもティ・チャラの妹であるシュリが開発し、ネックレスの中にスーツが仕込まれているという斬新かつ実用的なものとなっています。

2つ目のものをティ・チャラが着用し、3つ目のものをヴィランであるキルモンガーが着用しました。

ティ・チャラはあまり目立ちたがりではないのですね。
「ゴールドは派手すぎる。目立たないものの方がいい」と話していました。

また、攻撃を受けたらその衝撃をパワーとして蓄積し、反撃時に使用することができる機能も新たに追加されています。

キャップの盾に唯一傷をつけたヴィヴラニウム・クロウもすでに有名ですね。

シュリはスーツ以外にもEMPビーズという武器にも遠隔操作のリモコン?にもなる装置の開発・改良を行っていました。
開発して終わりではなく改良に改良を重ねている様子から、シュリの向上心の強さが伺えます。

ロスの重傷を短時間で治癒させており、シュリは医学にも秀でているのでしょう。

 

ユリシーズ・クロウは意外にあっけなかった

 

キルモンガーの裏切りによりあっさりと殺られてしまいましたね。

ウルトロンに斬りおとされた腕は、通称”アーム・キャノン”というヴィヴラニウムですら破壊できる威力を備えた武器に早変わりする義手になっていました。

美術館の展示品をヴィヴラニウムかどうか判定する際にもこの義手が使われていましたし、ヴィヴラニウムのために作られた義手と言っても過言ではなさそうです…。

 

キルモンガーは魅力的な悪役?

 

彼や彼の父親のバックグラウンドを考慮すると、黒人差別の被害者や社会的弱者に力を!という思想に走るのはわからなくもないのですが…。

私には「いじめられっ子に拳銃持たせれば解決する」みたいな?どうにも少し短絡的な印象を受けました。

黒人差別や社会的弱者の救済に本当に必要なのものって、武力なのでしょうか?

長い目で見たとき役に立つのは、知識や社会的地位のような”目に見えない武器”なのでは…?

色々考えた挙句やっぱりキルモンガーに同情はできないなぁ、と結論づけた管理人です。

 

カーチェイスはお馴染みの韓国はソウル、釜山

 

「アベンジャーズ:エイジ・オブ・ウルトロン」でもウルトロンvsアベンジャーズのカーチェイスが韓国のソウルで撮影されていました。

今作でもクラブからクロウが逃走しティ・チャラらが追いかけるシーンはソウル下町の市場と思しき場所からビルが建ちならぶ市街地まで、ウルトロンを彷彿とさせてくれました。

日本にも来ないかなぁ。

ちなみに、カーチェイスのシーンでブラックパンサーがへばりついていた車は日本車のレクサスです。

見た目はレクサスのSUVそのものですが、ヴィヴラニウム装甲車とも言うべき最先端技術が搭載された車になっています。

一体いくらするんでしょうね(笑)

 

スタン・リーのカメオ出演は…

 

劇場内がざわついていました(笑)

お馴染みのスタン・リーは、ティ・チャラがCIAのロスと遭遇した韓国の裏カジノのお客として登場!

みなさま気づきましたか…?

 

結局、ワカンダ王国は最先端の技術を隠し続けるのか?

 

キルモンガーはワカンダ王国の最先端技術を他国に誇示し、ヴィヴラニウムを弱者に持たせて現在の支配者を一掃するという思想のもと、王座を奪いにやってきました。

それに対してティ・チャラは、ヴィヴラニウムの存在は明らかにせず最先端技術も争いのもとになるとして他国には共有せず、隠すことに努めてきました。

それなのに最後のシーンでアメリカの公園にティ・チャラ専用機を着陸させて子供たちの歓心を買うなど、人目についちゃって大丈夫なの!?と矛盾を感じました。

福祉施設をつくることと、最先端技術を持っていることを明らかにするのはまったく別の問題だと思いますし、あの白昼堂々の離着陸は個人的にナゾでした…。

 

ブラックパンサーの能力を授けるハーブは全滅?

 

キルモンガーが焼き払ってしまった秘密のハーブ。

ティ・チャラの次の王はどうするのか…。

と、今から心配してみます。

 

とても大きく描かれている女性の存在

 

ティ・チャラを支えるナキアやシュリ、母親

ウカビの戦意を喪失させたオコエの度胸。

精神的にも社会的な役割においても、ワカンダ王国にとって女性の存在は欠かせないものなのだと感じました。

日本なんかよりもずっと、ワカンダ王国の方が女性の社会進出が進んでいるかもれません(笑)

 

インフィニティ・ストーンは現れず…

 

まだ登場していないソウル・ストーン。

「マイティ・ソー:ラグナロク」から今か今かと待ちわびているファンも多いのではないでしょうか。(私も地味に楽しみ)

今作でもおあずけになってしまいましたね。

一体どんな風に姿を現すのか!?焦らされた分、ハードルが上がります(笑)

 

観覧された方はどんな感想を持たれましたか?

このサイトの管理人のツイートに返信するかたちで感想をいただければ後々ご紹介させていただきたいなぁ、なんて。
一言でも二言でもOKです。

ブラックパンサーは他の作品を観ていなくてもMCUの世界に入りやすい作品の1つだと思われます。
ワカンダ王国の内情が主軸に置かれているため、残念ながら「アベンジャーズ:インフィニティ・ウォー」につながる伏線のようなものはありませんでしたが、その分単純でとっかかりやすいな、と。
これからMCUに参戦したい方にはオススメです。

そんなこんなでブラックパンサー、公開されています。

みなさま、ぜひ劇場へ。

 

おすすめ関連記事






Advertisment