これを見ればハルクがわかる!【インクレディブル・ハルク】あらすじやネタバレ、キャストなどの基本情報まで!
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マーベル・シネマティック・ユニバースのフェーズ1・第2作目「インクレディブル・ハルク」のストーリーをその後の作品とのつながりと共に、まるっと解説!
※本記事のアイキャッチ画像は作品公式facebookの写真を引用しています。
主演はエドワード・ノートン。他の登場人物と出演者を紹介。
監督 ルイ・レテリエ
脚本 ザック・ペン、エドワード・ノートン
日本公開日 2008年8月1日
ブルース・バナー、ハルク
本作の主人公。アメリカ軍が第二次世界大戦中にキャプテンアメリカを生み出したスーパーソルジャー計画を再開させるため、ガンマ線の耐性について調べるという名目でブルースには本来の研究目的を知らせず研究させていた。その際に彼自身を実験台にしたガンマ線に関する実験の失敗により緑の巨人””ハルク”(廃船という意味)になってしまう。ハルクスマッシュという必殺技を持つ。
ハルクになった時の身長は256.45cm。
俳優:エドワード・ノートン
吹き替え:水嶋ヒロ
エリザベス・ロス、ベティ、ベス
本作のヒロイン。ブルースとは恋人同士で共に研究者であった。ブルースの逃亡生活を支える。
女優:リヴ・タイラー
吹き替え:甲斐田裕子
ロス将軍
エリザベスの父で今回のスーパーソルジャー計画再開を指揮したリーダー。ブルースのときの実験の失敗を隠ぺいし、エリザベスとは絶縁状態にある。ハルクを捕まることにご執心である。
俳優:ウィリアム・ハート
吹き替え:菅生隆生
エミル・ブロンスキー、アボミネーション
本作のヴィラン。ロシア生まれイギリス育ちの傭兵で今回のハルク捕獲作戦にのため雇われる。強くなるためなら手段をいとわず、ハルクと同等に戦えるようになることを切望した結果…。クライマックスでハルクやロス将軍が生んでしまった”宿敵”として立ちはだかる。
俳優:ティム・ロス
吹き替え:檀臣幸
サミュエル・スターンズ博士
当初ミスターブルーと名乗りブルースと接触していた。少しぶっとんだキャラの研究者。
俳優:ティム・ブレイク・ネルソン
吹き替え:森川智之
トニー・スターク、アイアンマン
ロス将軍にアベンジャーズの結集をほのめかせ、ハルクをメンバーに加えたい旨を申し出る。
俳優:ロバート・ダウニー・Jr
吹き替え:藤原啓治
スタンリー
ブルースが世話になっているピザ店の店主。エリザベスとのことも知っており追われているブルースをかくまう。
俳優:ポール・ソールズ
吹き替え:小山武宏
詳しすぎるあらすじ・ネタバレ
〇研究室
ブルースを実験台に、ガンマ線に関する実験が行われようとしています。
しかし実験は失敗しブルースはハルクとなって暴れまわり、恋人で同じ研究者のエリザベスや彼女の父親ロス将軍まで傷つけてしまいます。
正気に戻ったブルースですが自分が追われる身になったことに気づき、逃走します…。
〇ブラジル、ホッシーニャ
ミスターブルーという人物から教えてもらったガンマ線に効果があるという植物のエキスを試してみますが失敗。
ミスターブルーは血液サンプルや実験データがないと詳しく解明できないと返信してきたので、自身の血液サンプルを送るブルース。
ブルースはここで飲料水製造工場に勤めながら体をもとに戻す方法を探っているのでした。
しかし職場でうっかり指から出血してしまったことで、その血がベルトコンベアのビンに付着したままガラナソーダが入れられ梱包、アメリカへ輸出されてしまいます。
それを飲んだ男性は死亡しガンマ線が検出されたことで、製造元をたどった軍に居場所を知られてしまいます。
ガラナソーダをのんだのはスタン・リーです。
軍ではハルクに対抗するため腕利きの傭兵エミル・ブロンスキーを雇います。
そして軍がやってきてブルースの捕獲作戦を決行、ブルースは職場にもぐりこみますがハルクになってしまい大きな被害を与えて逃走します。
手りゅう弾も麻酔銃も効かずに手こずっていますね。エミルはまだブルースがハルクになったとは信じがたいようです。
〇グアテマラ
正気に戻ったバナーはグアテマラのジャングルの中にいました。
通りかかった車に乗せてもらい市場へ来るとのびるパンツを購入します。
普通の服だったら変身した後洋服がはちきれてボロボロになってるんですよね…。
〇軍
ロス将軍がエミルに第二次世界大戦中のスーパーソルジャー計画を再開したことを告げ、エミルに実験台になるよう暗に勧めます。
(スーパーソルジャー計画=映画「キャプテンアメリカ:ファーストアドベンチャー」に登場するキャプテンアメリカ誕生のきっかけとなった計画で、ドイツから亡命したアースキン博士とハワード・スタークが開発した血清と機器を使用し、成功している。)
エミルも戦士としてもっと闘いたいという思いを抱いていたので、実験台になることを快諾します。
何やら怪しい青い液体を注入されるエミル…。
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〇スタンリーのピザ屋
グアテマラからアメリカに入りエリザベスのもとへやってきたブルースですが、新しい彼氏と手をつないでいるのを見てしまい、スタンリーを頼ってやってきます。
そしてミスターブルーに言われたとおり、ピザ屋の宅配を装ってかつては自分も在籍していた研究所でエリザベスのパソコンを使い、自分の実験データを検索しますがどこにも見当たりません。
意気消沈してスタンリーの店に帰ってきますがそこへ新しい彼氏と来たエリザベスと鉢合わせします。
姿を隠すブルースを必死で探すエリザベス。
2人は実験からようやく初めて顔を合わせ、愛情を確認します。
ブルースの実験データは軍が持ち去る前にエリザベスがバックアップしておいてくれたのでした。
エリザベスの新しい彼氏も超いいヤツなんですよね。
ロス将軍からはろくでもない、なんて言われていましたがエリザベスは男性を見る目があるようです。
同じ女性としてはなんだかうれしい限り。
そしてブルースはエリザベスにロス将軍が自分をとらえ複製して生物兵器を作る気であると話します。
〇大学
翌日ブルースとエリザベスで大学で話しているとそこへ軍がやってきます!
追い詰められ、催涙ガスをなげられたブルースはハルクになってしまいますが、ロス将軍が無理やり攻撃を続けたために墜落してきたガンシップからエリザベスを庇います。
ブロンスキーはハルクにぶん投げられ全身を粉砕骨折しますが、あの青い血清のおかげで一命をとりとめます。
ハルクもエリザベスを抱えて逃走。
〇逃走先
エリザベスがブルースに洋服を買ってきてやり、そして治療のためミスターブルーに直接会いに行くことにします。
クレジットカードでは足がつくのでエリザベスはここでお母さんの形見のネックレスを質に入れてしまいます。
現にエリザベスのSNSアカウントは全て監視され、シールドのデータベースでグリーンとブルーのやり取りも発見されてしまいます。
(シールド=ニック・ヒューリーが長官を務める、アベンジャーズ結成を牽引した組織。現在はフィル・コールソンが長官。詳細はドラマ「エージェント・オブ・シールド」をご覧ください)
そしてミスターブルーとはグレイバーン大学のサミュエル・スターンズ博士だと突き止められます。
街では緑の巨人で”ハルク”(廃船)のように大きいとウワサが広まりつつありました…。
〇軍施設
ブロンスキーが奇跡的なスピードで回復し、さらに血清を投与するよう言い始めます。
ブロンスキー、戦闘民族サイヤ人のように強さに異常な執着心を見せるようになってきましたね。背骨が…どうかしちゃってます。
〇グレイバーン大学
ミスターブルーことサミュエル・スターンズ博士と対面したブルースとエリザベスはさっそく薬を投与してもらいますが失敗に終わります。
その代わりに彼のラボで見つかったのは複製されたブルースの大量の血液でした。
彼はこれでノーベル賞も夢じゃないなんて言いますが、これが軍に見つかったら軍事利用されてしまうと廃棄するよう説得するブルース。
しかしサミュエルもなかなかのマッドサイエンティストで言うことを聞きません。
そうこうしているうちに軍がやってきて攻撃を受けます。
ブルースはロス将軍に身柄を拘束されヘリで輸送されますが、その最中現場からハルクが現れたという無線が入ります…。
ハルクはここにいるのに…と一同動揺しながらも現場に引き返すと、そこには緑の巨人化したブロンスキー”アボミネーション”がNYのハーレムで暴れている姿が!
〇NY、ハーレム
ブルースは彼と闘うことを決心しヘリからダイブ、ハルクとなったブルースはアボミネーションと対峙します。
ロス将軍はここにきてやっと?ブルースをヘリから援護射撃しますがアボミネーションンに墜落させられてしまいます。
燃料が流出し火花が散る機体にはエリザベスとロス将軍が乗っており、危うく引火しかけますがハルクが手をたたき生じた風の力で炎を抑え込み、爆発を免れます。
しぶといアボミネーションは将軍やハルクを殺そうとしますがハルクスマッシュで形勢を立て直し、鎖でアボミネーションを気絶させ軍に引き渡します。
そしてブルースはまたも逃亡生活に戻るのでした…。
〇酒場
やけ酒を飲むロス将軍に声をかけたのはトニー・スタークです。
アベンジャーズ結成の計画をほのめかし、ハルクを勧誘するような口調…。
(終)
ハルクは現在マーク・ラファロが好演中!
MCUのハルクは映画「アベンジャーズ」からエドワード・ノートンに代わりマーク・ラファロが演じています。
どちらを最初に見るかによるところも大きいと思われますが、両者ともバナー博士のもともとは温厚で理知的な人柄が演技の中にたたえられていますし、役者さんが変わったことによる違和感もあまり感じさせず、キャスティングがこれまでのハルクとマッチしています。
また、今作で登場したロス将軍は、「キャプテン・アメリカ:シビル・ウォー」で”ロス長官”として再登場しますよ。
引き続き、MCUの世界をお楽しみください。
前後作の紹介
◇MCU前作◇
◇MCU次作◇
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